appcycle、りんご由来エシカルレザーRINGO-TEXで津軽家現当主より資金調達を実施
廃棄りんごをアップサイクルしたエシカルレザー「RINGO-TEX」を開発・製造・販売する appcycle は10日、津軽家現当主より、地元青森県へのさらなる貢献と持続可能な新産業の育成を目的とした出資を受けたことを公表…

廃棄りんごをアップサイクルしたエシカルレザー「RINGO-TEX」を開発・製造・販売する appcycle は10日、津軽家現当主より、地元青森県へのさらなる貢献と持続可能な新産業の育成を目的とした出資を受けたことを公表した。調達金額は非公表。今回の資金調達により、青森県の基幹産業であるりんご農業の課題解決をさらに強化するとともに、RINGO-TEX の供給体制を拡充し、国内外のパートナー企業との共同開発・導入支援を加速させる。
RINGO-TEX は、青森県の廃棄りんごや残渣(搾りかすなど)を原料とした環境配慮型の国産合成皮革。原料の72〜74%が廃棄物をアップサイクルしたもので構成されている。同社によると、従来の合成皮革と比較して石油由来のポリウレタンの使用や、開発・製造、加工、廃棄など各工程での CO2排出量が少ないことが特徴だという。また、動物性のものを使用していないヴィーガンレザーとして、アニマルウェルフェアにも貢献する素材となっている。
同素材は、ANA の「Green Jet」ヘッドレストカバーや、青森県を拠点に活躍する日本の女性タレント王林氏のブランド「What Is Heart」とのコラボ商品にも採用されている。また、販売ページの表記によると、ビートルズの「ア・ハード・デイズ・ナイト」60周年記念オフィシャルウォッチ(セイコー製)の革バンドにも、合成皮革として RINGO-TEX が使われている。
今回の資金は、RINGO-TEX の生産体制強化と品質向上のための研究開発・製造ラインの最適化、りんご農家や地元企業と連携した持続可能な資源循環モデルの確立、自動車・アパレル・インテリアなど環境配慮型素材への転換を模索する企業とのパートナーシップ拡大に投じる。
appcycle は2022年5月に設立。東北大学との連携によって、りんごの残渣をアップサイクルしたエシカルレザー RINGO-TEX を開発した。
via PR TIMES